この4月に、小学3年生になった娘の 個人懇談の時に担任の先生から、次のお言葉を頂きました。
「1年生の時の担任とも話しているのですが国語のセンスについては、抜群なものがあります。
理解力、洞察力、表現力については、かなり高いレベルだと思います。
また、黙読のスピードや初見の音読についても、すばらしいので、読書量が相当多いのだろうな。と感じていました。」
ですが、実は娘は小学校に入学してからこの言葉を頂くまでの2年間、いわゆる問題児でした。
成績は良いけれど、先生から注意を受けるような行動が目立ったからです。
1年生の時には、お友達との関係でトラブルを起こしたり、苦手なことがあると放棄してしまう態度が目立ち、先生から何度もご連絡を頂きました。
2年生になると、自分勝手な行動が目立ちはじめました。
「図工の時間などの製作場面で、自分が納得できるものを作るために、決められた時間を無視し、クラスメートとペースが全く合わない。」とのご連絡を頂きました
そして、2年生の2学期に入ると、「発達検査を受けて下さい。」との依頼があり、病院で発達検査を受けました。
検査結果は、「特に療育などの必要はないが、IQが高いため今は経験不足で頭でっかちになっている状態。いろいろな経験を積めばバランスが取れ、落ち着きも出てくるように感じる。これは、まあ、仕方がないですね。」と、アドバイスらしきものは全くなく、何のために発達テストを受けたのかと途方にくれました。
幼稚園までは、順調だったのに、小学生になって急にこんなことになるとは・・・。
「どうすればいいんだろう?」と悩みました。
そんな時に助けてくれたのは、楽しい子育て実践会のニュースレターでした。
ニュースレターで紹介されていた言葉、「できなくて、当たり前。できなくて、当たり前。」と毎日何十回も心の中でつぶやく日々が続きました。
そして今年の4月、3年生に進級しました。
2年生の時の担任の先生が、そのまま3年生の担任になり、「国語のセンス」があるとおほめ頂きました。
また、「この1年間で、心もすごく成長しました。もう1年見守れることがとても楽しみです。」とも言って頂きました。
私としては国語のセンスをほめて頂いたことよりも、心の成長を認めて頂いたことの方が喜びが大きかったです。
実践会で学んだおかげで、娘の長所を伸ばせたという思いがあります。
毎月のニュースレターに心から感謝しています。