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会員様へのインタビュー

「楽しい子育て実践会」会員インタビュー ― 高塚智美さん(千葉県)
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11高塚智美(たかつかともみ)さん
千葉県在住 会員歴2年大阪生まれ。国立音楽大学ピアノ教育科を卒業後、障害児の養育施設で自閉症児の教育に取り組む。その後千葉で事務職をしていたときにご主人と知り合い27歳で結婚。ご主人は消防士の仕事の傍ら、家が代々続く農家のため農作業も行っている。5歳の男の子、2歳の女の子、7ヶ月の男の子のお母さんでなおかつ8人家族の主婦、そしてピアノの先生と、一人何役もこなす多忙な日々を送っている。楽しい子育て実践会には2007年7月に入会。

楽しい子育て実践会の会員高塚さんに、実践会に入ったきっかけ、入会してどのように子育てが変わったかなどをインタビューしました。

「農家の嫁」高塚さんの子育て環境

― 3人のお子さんのママで大家族の農家の主婦、さらにピアノの先生と、高塚さんは本当にお忙しそうですね。毎日どんなスケジュールなのですか。

忙しいでしょうとみなさんおっしゃるんですが、私自身はそんなふうに感じたことはあまりないんですよ。一日はだいたいこんな感じです。

5:00AM  起床。夏場は畑できゅうりとなすを採る。
6:00AM  朝ご飯。その後洗濯と掃除。
8:00AM  幼稚園バスでお兄ちゃんが幼稚園へ。
11:30AM お昼ご飯。
1:30PM  お兄ちゃんのお迎えに幼稚園へ。
3:30PM  ピアノのレッスン(木金土)。
それ以外の日は犬の散歩、お友達を呼んで遊んだり、本を読んだり。
6:30PM  夕ご飯。その前に家族全員がお風呂。
7:30PM  2階に上がって、歯磨きなどの寝る準備。
8:00PM  絵本の読み聞かせ。
9:00PM  就寝。最近は子供と一緒に寝てしまうことが多い。
夜中に目覚めてパソコンをすることも。

― 高塚家の子育て環境をご紹介ください
まず、1階の和室に鉄棒とトランポリンを置いて、子供たちがいつでも遊べるようにしています。

kankyo01本棚は1階と2階にあります。漢字カードを市販のものや手作りして子供たちの目に触れるように貼っておくようにしています。
kankyo02庭におじいちゃんが手作りで鉄棒を作ってくれました。物干し竿みたいに見えますが(笑)。お天気がいいときには庭でプールをします。
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「絵本は図書館で借りるもの」と思っていた

― 高塚さんが「楽しい子育て実践会」のことを知ったのはいつですか。

2年前です。長男の直人が3歳の時、英語教育をしようと思って高額な教材を買ったことがきっかけでした。その教材にはDVDやカードや本などがたくさんあって、これをどうやって使いなそうかと途方に暮れていました。

ネットで情報を探していたら、山口理加さん(以下理加さん)のホームページを見つけました。

絵本はたくさん家にあるほうがいいということが書いてあって、なるほどと思いました。それまで絵本は図書館で借りるものと思っていて、家には仕掛け絵本やしまじろうの本など10冊ぐらいしかありませんでした。興味を持ったので「育児・子育てに314倍成功する方法 基本編」を買って実践会に入りました。

教材に書いてある絵カードや模写などは、障害児の教育に携わっていたときにやっていました。障害児でも一生懸命取り組めばできるようになります。健常児を産んでいる私が怠けていたら申し訳ないと思ってがんばりました。

実践会に入って子育てはどう変わった?
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大好きな本を持っておどける直人君。

― 高塚さんが「楽しい子育て実践会」のことを知ったのはいつですか。

まず一番変わったことは本が増えたことです。徐々に買いそろえていって去年500冊になり、今は650冊あります。

― 650冊!すごいですね。どうやってそんなに増やしたのですか。

ほるぷ出版の図書館セットなどを買っています。セットだと自分では決して選ばない本も入っているので新しい発見がありますね。

あと、ヤフーオークションもチェックしています。50~60冊まとめて出品されていることがあるんですよ。たくさん絵本を持っている方というのはいいものを集めていることが多いので、たいていはずれがないんです。

― 他に何か変化はありますか?

おもちゃの選び方が変わりましたね。理加さんがおっしゃる通り電子音がないものを選ぶようになりました。電子音は子供の脳によくないそうです。お下がりでもらったことがあるんですが、みんなうるさがるので処分してしまいました。

それと、テレビを見る時間が減りました。それまではだらだらテレビをつけていましたが、私が掃除をしている間の15分、というように時間を制限するようになりました。テレビより面白いことしようよ、と他の遊びに誘ったりしているうち、子供たちもあまりテレビにはこだわらなくなってきたようです。

― 音楽はどんなものを聞かせているのですか。

童謡が多いですね。今まではクラシックがいいのかなと思っていて童謡は考えもしませんでした。歌詞がついていてリズムがある童謡は、リズム感や運動能力、創造力などが養われるらしいですね。同じ歌でも、歌っている人によってみんな違うから私自身も面白いと思うようになりました。

周りの人に言えないことも、実践会なら気軽に言える!
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取材日はちょうど直人君の誕生日。ママ手作りのピカチュウのケーキの前で。

― 実践会の子育てをしてみて、どんな成果がありますか。

直人は手先が器用ではさみが大好きでなんですよ。先日幼稚園の工作で25人中1番速かったんです。のり付けの番号も間違えずにできました。親ばかなんですけどうれしかったですね。集中力はあるみたいです。

腕白なので協調性がないのかなと思っていたら、他のお母さんから「おとなしいね」「場をちゃんとわきまえているね」などと言われてびっくりしています。

長女の遙は生まれたときから絵本に囲まれて育っているせいか、成長が早いような気がします。次男の悠志もお腹にいたときからこの環境なので、どんなふうに成長してくれるか楽しみです。

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すべてに成長が早いという遙ちゃん。

― 高塚さん自身は、実践会に入って何か変わりましたか。

実践会に入って心のよりどころができたという感じですね。近所の方や幼稚園のお母さんなど周りの人には言えないことも、実践会のSNSでは気軽に言えます。

― 周りの人に言えないこととは?

たとえば、自転車に乗れるようになったとか、字が書けるようになったとか、思わずうれしくて人に言いたくなりますが、人によってはイヤミに聞こえたりしますよね。教育ママに思われちゃったり。だから発言には気を遣ってしまいます。

でもこのSNSはそんなことを全く気にしないでいいんです。ある程度教育に関心があるお母さんだけの会員制なので一般の人には見えないし、個人情報も守られています。

最初はやはり気を遣っていましたが、みんなあっけらかんとお互いを褒め合う環境なので、今は「私は私でいい」と反応を考えずに自分の言葉で好きなことを書いています。これってストレス解消なんですよ。楽しくて、一日一回は必ず見ています。

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※子育てアドバイザー 山口理加から

実践会のSNSを作ったときに私が決めたことは、心で受けとめる、愛のある空間にしよう、ということでした。人のジャッジ(価値判断)をしない、マイナスなことは言わないようにしようと。そんな気持ちが伝わったのか、実践会のSNSでは、明るい雰囲気が漂っています。落ち込んだとか、悲しかった、悔しかったなどといった話題でも、みんながプラスに解釈してポジティブな意見を書いてくれます。

「理加さんはいつも見守ってくれる、頼りになる存在」
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談笑する高塚さん(右は山口理加)

― ほかに実践会SNSのいいところはありますか。

絵本を紹介してくれる方がいるのは助かりますね。買おうかどうか迷っていた本について誰かが感想を書いているのを読んで、うちの子に合いそうかどうかがわかります。値段が高いおもちゃや教材なら、なおのことそうです。いいと言う方の感想を読んで、これならば他のものを我慢してでも買う価値があるかもしれないなどと判断できます。

こういう情報がたくさんあるのはいいことですね。何かあったらみんなに聞けば必ず答えが返ってきますし、逆に自分も人に教えられることがあればどんどん教えて、役に立ってもらえばうれしいですし。

― 高塚さんにとって山口理加はどんな存在ですか。

理加さんは、いつも見守ってくれている感じがします。お母さんでもないし、お友達とも違う。でも親しみがあるし、すごいつながりを感じます。守護神のような方です(笑)。

何か迷ったとき、理加さんだったらどうするかなと基準にして考えています。頼りにしています。

― 実践会に入ろうかどうか迷っている人に何かアドバイスをお願いします。

これは必要ないんじゃないか、とか入っても使いこなせないんじゃないかと悩む気持ちもわかりますし、金銭的なところで迷われている方もいると思いますが、合わなかったらいつでもやめられるので、とりあえず入ってみたら、と思います。

私の場合、昔から迷ったらGOなんです。今回もそうでしたが、十分すぎるぐらい元は取れました。やはり困ったときにはいつでも相談に乗ってもらえるところがあるという「安心」は大きいです。

「子供たちには将来のための基礎力をつけてあげたい」

― これからどんなふうに子育てをしていきたいですか。

不思議なんですが、他のお子さんにピアノを教えているときには怒ることは絶対にないのに、自分の子供にはプチプチ切れちゃうんですよね(笑)。最近は、あまり求め過ぎずもっと適当でもいいかなと思い始めています。余裕もって子供たちに接することができたらなと思います。

そして、子供たちがこの仕事がやりたい、と思ったときにそれが実現できる基礎力をつけあげたいです。体力がない、英語ができない、理解力がない、ということで自分のやりたいことをあきらめてしまうのはかわいそうです。基礎力をつけるためにサポートしてあげて、あとは楽しんで毎日を過ごせれば十分だと思っています。

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次男悠志君をあやす高塚さん

 

― お忙しい中、ありがとうございました。

※取材日時:2009年7月
事例インタビュー:取材屋

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