Read Article

【New!】「『今の授業・課題レベルが物足りないこともあるかもしれない』と、プラス(+)クラスを進められました!」(オランダ在住 小学2年生 男の子)

理加さん、息子のA、日本の2年生の後期に、学校の先生とのやり取りで学んだことについて、僭越ながら「楽しい子育て成長記録」として、報告させて頂きます。

Aは、オランダ人と私日本人のハーフです。

k007オランダの現地公立小学校に通っています。

オランダでは、義務教育は5歳からですが、4歳の誕生日の次の日に、小学校のグループ1というクラスに入学することが普通です。

一斉の入学式がないので、初めての日は、先生をはじめ、みんながはじめてのお友達に集中し、やさしく接してあげます。

一斉入学ではできない、きめ細かい対応ができる、いいシステムのように思います。

Aですが、小学校の1年生から、授業中の集中力が足らないことを、指摘されておりましたが、学力は普通以上だったため、特に対策は取られず、様子見の状態となっていました。

ですが、今年の2年生の4月ごろに担任の先生が特に心配され、「このままでは、3年生に進級させるのも心配」というお言葉まで口にされました。

オランダでは、夏休みが終わると新学期ですので、4月は後期の半ばとなります。

そこで適切な対応を取るために、他の先生にも授業中の様子を観察していただくことになりました。

その別の先生は、Aの教室に日を変えて数回行って下さり、後ろの方に静かに座り、担任の先生の授業中や、課題をやる際のAの様子を観察してくださいました。

その観察方法は、2分間顔を伏せていた後、2分ごとに観察なさる先生が顔を上げ、その際にAがやるべき課題に集中しているか、集中していないかを、書き留め、また、授業を聞いていなかったり、課題をやっていない場合は、Aは何をしているかを具体的に書き留めるという方法でした。

観察を分析した結果は、Aは集中が出来ないのではなく、周りへの関心・興味がものすごく高いため、ほかのものに集中してしまう場合があること。

また、課題をしていないときは、誰か友達の課題を見てあげていたり、教室の別の場所に移動していたりしているが、クラスメートの邪魔をすることは決してないことを教えてくださいました。

そして、学年末の今回テストの結果が前回よりもかなり上がって、がんばったことを大変ほめてくださいました。

話し合いの結果の結論は、「課題に集中できないのは、今の授業・課題レベルが物足りないこともあるかもしれない」と、プラス(+)クラスを進められました。

プラス(+)クラスとは、クラスのうちの数名が、週2回午前中のみ、別の場所で、通常授業より高度な内容の授業を受けることです。

そして、「何よりも、学力に加え社交的なところが備わっていることがすばらしい」とほめて頂きました。

何よりも嬉しかったことは、一つの見方からだけで子供をある一定の型にははめず、別の面や可能性からも見て、子供のよい点を見つけ、伸ばそうとしてくださっていることでした。

つい、「落ち着きがない」という否定的な面を見てしまいがちでしたが、「好奇心が旺盛」という肯定的な見方。

そして、それはまさに、私も親として、社会人として、見習いたいと思うことでした。

私は、以前から私たちの子供たちは、「9歳あたりくらいからぐんと伸びる子であってほしい」と、願っていました。

自分で問題点をみつけ考える、自分で興味のあることを調べて、自分のことばで表現できる力などがついてほしいと思っていましたが、少しずつ彼なりのスピードで身についている感じがしました。

好奇心の多さで、周りのことにどんどん興味をもち、型にとらわれない質問、考え方をしていってほしいと思います。

これからも、さらにさまざまな体験と感性を揺さぶる時間を大切にし、自分の頭で考え、問題点を見つけ、調べ、自分の言葉で表現できる子供たち、また、文化や言語の違う国からの人たちとも、3分で友達になってしまう子供たちになってくれるよう、導いていきたいと思っています。

Return Top